製材から乾燥加工、チップまで、木材にまつわる一連の生産を行う企業グループです。
会社概要
社名 | 都城木材株式会社 |
本社工場 | 〒885-0006 都城市吉尾町758-1 TEL 0986-38-1500 / FAX 0986-38-0465 Google Map
|
三股工場 | 〒885-1912 北諸県郡三股町宮村1950-3 TEL 0986-52-2700 / FAX 0986-53-3200 Google Map
|
創業 | 1940年10月 |
資本金 | 1,800万円 |
代表者名 | 代表取締役社長 五十嵐可久 |
事業概要 | 製材・乾燥・加工 山林・植林・造林・生産 チップ・おが粉 製造販売 |
生産量 | 年間原木消費量 55,000㎡/年 年間製品生産量 25,000㎡/年 (スギ70%、ヒノキ30%) |
グループ会社 | エンジニアウッド宮崎株式会社 廣針チップ工業株式会社 |
JAS認定 | JLIRA-B・65・22 人工乾燥構造用製材・人工乾燥造作用製材(都城木材株式会社) JLIRA-B・65・26 人工乾燥下地用製材(都城木材株式会社) JLIRA-B・65・16 人工乾燥構造用製材・機械等級区分製材(エンジニアウッド宮崎株式会社) |
各種認証 | 合法木材 クリーンウッド みなとモデル二酸化炭素固定認証 |
主要設備
代表挨拶
木と森の価値をつくります。
Creating a value of wood and forest.
代表取締役社長 五十嵐 可久
都城木材は戦後の設立当時、広葉樹製材から出発しました。日本の潜在植生である常緑広葉樹(樫、椎、椨、楠他)を、農機具の柄や造船材、家具、社寺仏閣等々の用材に加工し、提供してきました。 その後広葉樹の資源確保が困難になることを見越し、1970年代に針葉樹である檜の製材を始めました。広葉樹での人工乾燥の経験がありましたので、乾燥を品質管理の1工程と考え、檜構造材の人工乾燥に取り組みました。 1995年の阪神大震災を契機に、住宅の安全性や性能の見直しが行われました。杉の人工乾燥材需要の高まりを受け、檜、杉の構造材を中心とした受注生産型工場として現在に至ります。
時代の要求に応じて事業内容も変化させてきましたが、木材の性能や特徴を深く知った上で用途に応じて「木取りし価値を生み出すこと」そのために「良質の原木を正当に評価し調達すること」が、製材メーカーとしての私たち都城木材グループの変わらない基本です。
近年は資源や環境面から、改めて循環資源である木材への期待が高まっています。様々な技術開発により、エネルギーやナノレベルの利用、また住宅以外の中・大規模建築やビルなどにも木材利用の可能性が広がりました。まずは森林を充実させることが、未来につながります。
川の水が海の水と交わる“汽水域”では、多様な生命が育まれます。人と森が出会う製材所も、豊かさを生み出す“汽木域”になりたいと考えています。
お客様や環境の変化を汲み取り、協力体制を作ることに今後も日々挑戦いたします。また設計、施工される方々、住まい手の皆様のご相談やお役に立つ会社であるように努めてまいります。
2023.12.1
沿革
豊かな太陽、水、土に恵まれた宮崎の山は、もともと常緑広葉樹の森でした。
それを農機具の柄や製紙用のチップとして加工したことが、都城木材の始まりです。
時代に応じて事業の内容が変化しても、森林資源の活用が私たちの変わらないテーマです。
昭和15年(1940) 10月 | 祖国木材工業株式会社を設立登記 |
昭和21年(1946) 12月 | 都城木材株式会社に商号変更 |
昭和41年(1966) 6月 | 廣針チップ工業株式会社設立 |
昭和46年(1971) 11月 | 日豊株式会社を吸収合併 |
昭和52年(1977) 6月 | 日都オーク株式会社設立 |
平成9年(1997) 8月 | エンジニアウッド宮崎事業協同組合設立 |
平成20年(2008) 10月 | 宮村工場にチップ・製材部門を移転、 本社工場で乾燥・加工・出荷を担当 |
平成21年(2009) 4月 | 日都オーク株式会社閉鎖 |
平成31年(2019) 3月 | エンジニアウッド宮崎事業(協)をエンジニアウッド宮崎株式会社へ組織変更 |
令和4年(2022年)1月 | 宮村工場を三股工場へ名称変更 |
全ては山から
今私たちが加工している木は、先人たちが植え、育ててくれた杉や桧です。
山で伐採し、出して下さる方々から学ぶことが沢山あります。
技術と知恵でその価値を高め、森に還元し、未来へ繋げるためにできることに、ひとつひとつ取り組んでまいります。